【長編】sadist and masochist love stories

それで.....


バスケは、そん中で俺がうまいってなったんだ。


どんな繋がりかわかんないけど、たまに試合を申し込む奴が来たりしたんだ。


うまいって噂の奴とかが来てた。


俺は、その人たちに当たり前のように勝つんだ。


できすぎた話しだけどさ。


そんなおかげかわからないけど、女がよってきた。


モテるのは、夜だけなんだけどね。


やっぱ、ガキだからさ。


セックスに興味を持ち始めた俺にとっては、最高の相手。


だったんだよな。


感情がなくてセックスしてたんだ。


年上のお姉さま方。


暇つぶしだって思ってた。


けど、相手は俺に愛情をくれてたんだ。


それが、段々、むなしくなってきた。


そん時だった。


敦子に頼まれたのは。


清人と別れたいから、試合してって。


敦子に恩があったから素直に受け入れた。


敦子さ。


もう妊娠してたみたいでな。


清人の目を覚まさせるためってのもあって、より一層がんばろうと思った。


まあ、見事にうまくいってよかったけど。


その後にさ。


バスケで有名な田中と試合したんだ。


そこで、俺って何やってんだってもっと空しくなったんだ。


がんばってる奴に申し訳ない。