【長編】sadist and masochist love stories

「湊司く〜ん。」


突然、甘ったるい声で俺を呼んだ。


これが、女ならまだましだろう。


女でもキモいけどな。


「なんだよ、気持ち悪い。」


ダチの真崎 総。


「気持ち悪いなんてひどいなぁ。」



「気持ち悪い奴に言ってもひどくない。てか、なんだよ。」


てか、絶対なんか頼みごとだ。


わかりやすすぎるんだよ。