【長編】sadist and masochist love stories

「今日、カレーだぞ。」


「そうなんだ。柚希さんの手料理めっちゃうまいからなぁ〜。」


「まあな。当たり前だけど。」


「湊司ってさ。
普段、クールなのに、柚希さんの時は優しい表情だよね。」


「別にいいだろ?」


俺は、ギロッとみなみを睨んだ。


「もうすぐ、人来ると大変だから行くね。」


時計を見ると、そろそろ登校してくる奴がいるぐらいの時間になっていた。


みなみのせいで寝れなかったが、まあ、久々に話せてよかったかな。