迷路内にある3つのチェックポイントすべてに設置されたスタンプを、入り口で渡された台紙に押していき、よりはやく脱出する、という趣向のこの迷路。
まだ、遊園地が運営されていたころは、遊園地のシンボルマークともいえる、巨大スフィンクスが見えてくると、興奮してはしゃいでいた。
5分くらい歩いたところで、チェックポイントにたどり着いた。
「唯、あがって」
レオンに言われて、唯はチェックポイントの小さな櫓のようなところにのぼる。レオンもそれに続いた。
「…さっきは何も言わずにごめん」
レオンの言葉に、唯は首を傾げた。
「どうやら向こうは、銃のようなものを持っているみたいだったからな。あのまま出口から逃げるのは危険な気がしたんだ」
「なっ!?」
「しっ」
レオンの言葉に唯は大声を上げそうになった。レオンに口を塞がれる。
「こっちじゃ、銃なんてそう簡単に手に入らないって聞いてたんだけどな。さすがに焦った」
なんて答えたらいいのか、検討もつかない。
「ここから、相手の動きを確認して、隙をみて逃げるぞ」
言われて唯は頷いた。
まだ、遊園地が運営されていたころは、遊園地のシンボルマークともいえる、巨大スフィンクスが見えてくると、興奮してはしゃいでいた。
5分くらい歩いたところで、チェックポイントにたどり着いた。
「唯、あがって」
レオンに言われて、唯はチェックポイントの小さな櫓のようなところにのぼる。レオンもそれに続いた。
「…さっきは何も言わずにごめん」
レオンの言葉に、唯は首を傾げた。
「どうやら向こうは、銃のようなものを持っているみたいだったからな。あのまま出口から逃げるのは危険な気がしたんだ」
「なっ!?」
「しっ」
レオンの言葉に唯は大声を上げそうになった。レオンに口を塞がれる。
「こっちじゃ、銃なんてそう簡単に手に入らないって聞いてたんだけどな。さすがに焦った」
なんて答えたらいいのか、検討もつかない。
「ここから、相手の動きを確認して、隙をみて逃げるぞ」
言われて唯は頷いた。


