紅の系譜

私と環さん(?)は間一髪で、デスクの裏に隠れていた小さな倉庫を見つけることができた。

特に、隠し金庫用に作られた倉庫のようなものだった。このビルが使われている時は、わからないように周りの風景になじむように作ってあったんだと思う。


とにかく、この倉庫のおかげで、私たちは見つからずに済んだ・・・。



「よし、あいつらもさすがに行ったな・・・外に出ていいぜ。」