紅の系譜

私は、とんでもないことに首を突っ込もうとしているのかもしれない。


真が止めるのは、生半可な覚悟では自らがつぶれてしまうことを物語っているからだろう、と思う。



逆にいえば、何も知らなければ、平穏に生きていられる。


今までと変わらない日常、学校に通って、友達と遊んだりして過ごす日常。
知れば知るほど、そんな穏やかな日常と引き換えに知らなくてもいいことばかりを知るのかもしれない。
だけど・・・・!



「・・・わかった。私、なぜお父さんがあなたみたいな人に、後を頼んだのかはよくわからないわ。けど、自分のこともあんまりはっきりとした記憶はないの。だから、真実が知りたい。覚悟はできてる・・・・。」