「嫌や!!!
あたし
こいつと別れるから!!今すぐ別れるから!!
やから、あたし見捨てんといて!!??
嫌や~」






あたしは、無我夢中で
りょうの足に食らいついた。





別れたくない。
そばに居りたいねん。






「俺に時間ちょうだい。」






あたしは、迷った。

生きるか死ぬかを決めるように迷った。



最終的にあたしが出した答えは…






「うん。
好きだよ…りょう」






いつものような返答はない。




改めて
りょうの大切さがわかった。