学園(吟)

舐めたり吸ったり噛んだり、母乳を求めると同時に色々と試してみる。

その間にも腰の動きは止めない。

体力と脚力を必要とする行為であると、毎回思う。

「俺って、何か足りないんですかね?」

吟ネエに言われた事は気になっていた。

それは行為に及んでいる時にでもだ。

今は渚さんとしているのだから、吟ネエの事を考えるのは間違っているとは思うんだけどな。

「ん、そう、ですね。吟さんに対しての愛情があればいいのでしょうけど、マンネリ化しますから、やっぱり、色んな事を試したり、吟さんの、好きな部分を、見つけるしかないです」

「好きな、ところですか」

「後は、Gスポットという場所がある、んで」

途切れ途切れになりながらも、説明を続ける。

聞いたことはあった。

Gスポットというのは、女性の膣内に存在する潮を吹かせる部分だ。

潮とは、快感によって尿道から出てくる物である。

ただ、指でこする事が基本的ではある。

「緩急を必要としたり、体位や位置を変えてみるのも、いいかも、しれま、せん」

渚さんとディープキスに浸ったり、体位を変えたりと色々試してみる。

数十分が経って、股間にいつものものが促される。

「もう、出そうですか?」

「うん」

渚さんは俺の腰に脚を巻きつけた。