10分ぐらい走り春川隆行は少し休んでいた。
すると近くにあった公衆電話がまたも
ジリリリ…ジリリリ…
と鳴りだした。
ガチャッ…
春川隆行は素早く電話にでた。
「おい!尾佐田か!」
春川隆行は強気に言った。
「あぁそうだ。指名手配されている事が分かっただろ。」
「あぁ分かったよ。それより何でお前は、オレの居場所が分かるんだ?」
春川隆行は何度も疑問に思った事を尾佐田に聞いた。
「いつか教えてやるよ!」
春川隆行は尾佐田の答えに反論する事なく、質問を続けた。
「お前は警察関係者なのか?」
「その答えも今は言えないな。もうすぐ警察が来る、早く逃げな。それと誰も信じないほうが良いぞ。」
ガチャッ…プープー…
電話が切れた。
春川隆行はその場を離れ、隠れる場所を探しだした。