一生かくれんぼ






尾佐田がそう言うと、1人の警官が拳銃を春川隆行に向けた。



春川隆行は終わったと思い、目を閉じた。


その時、尾佐田が口を開いた。


「終了〜!」


すると警官は拳銃を下げ、尾佐田に言った。


「ボク達のグループが捕まえたって事を、しっかりお伝え下さい。」


そう言って警官達は去って行った。


春川隆行はキョトンとするしかなかった。


もちろん南田朋美もキョトンとしている。


そこで尾佐田が口を開いた。


「意味が分からないだろ。」

「どういう事なんだ!?」


春川隆行はキョトンとした顔のまま言った。


「これは国が始めた警察をレベルアップするための試験なんだよ。」


「試験…?」


春川隆行はまだよく分からない。


「そう試験だ!そしてお前はT町警察のターゲットに選ばれた。だからお前にT町から出るなと言ったんだ。お前の大まかな居場所は、人工衛星から知る事ができた。」


「そうだったのか…でもオレはこのターゲットに選ばれた事で、たくさん辛い思いをしたんだぞ!」


春川隆行は強く言った。