「お母様!」



「えっお母様?」



いきなり口調が変わった為、ぎょっとした目で千夏ママはあたしを見る。



「あ、あの……あたしずっと憧れてました!」



もはや入れ替わってる事すら忘れて目をキラキラ輝かせてあたしは目の前にいる伝説の鶴子さんを見つめる。



すると最初は驚いていたけれど、だんだん同じように顔を輝かせ始めた。



「まあ!千夏が?もうそうだっただなんて全然知らなかったわよぉ」