自分がした事を自慢しないなんて……! 真にカッコいいってこういう事なのね! 「いえ、そんな!実はずっと前から憧れてたんです」 もう今日の事はすっかり忘れていた。 そう、瑠璃は過去を振り返らないのよ! ―――まあ、あながち嘘ではないのだが。 「だからこれからは姉貴と呼ばせて下さい!」