しかし目をもう一度凝らした。 違う。 アイツは源 千夏じゃない! 何でアイツが柊に見えたの? この瑠璃が見間違い? そんなわけないわ、だってあのカットは……。 『カットに関しては誰にも負けない。どんな奴でも絶対にボールを奪ってやる』 あいつにしか出来ないのだから。 ギリ、と歯を噛んだ。 しかし問題はまず、それ以前になぜ、あの極度の運動オンチの源 千夏があんなカットが出来だのか、だった。 唖然とした中、源が大声を上げる。 「優!」