胸きゅん彼氏

まゆみ「ふふ。私がキューピットになってやろうではないか」


ありす「本当に?!」



まゆみは、ああと頷くと持っていたコップをあたしに渡した。



ありす「な…何する気ですか?」


まゆみ「こうするのよ」


ドン!


まゆみがあたしの肩を押した。


ありす「うぎゃッ!?」


まゆみの力は思いのほか強くぐらりと揺れたあたしの体はーー

バシャン!!


持たされていたコップの中身を…目の前に座っていた王子様にぶちまけてしまった。


ありす「……(絶句)」


まゆみ「(・∀・)!」


ま、まゆみ何してくれるのよおお!