オモイバナ





「分かった。俺怒鳴ってばっかで…ごめんな。その代わり約束してくれよ。…あの桜のとこに迎えに行くから」



俺はそう言った。


俺にしては素直で落ち着いた喋り方だったと思う。




それは君と俺ならまたいつか必ず逢えると分かってたから。

願いでも祈りでもなく




未来。




言いきらないと会えない事になる気がした。