オモイバナ





だって君は綺麗な人だからもう俺の恋人じゃないかも知れない。
あの日の言いきった言葉が消えてしまいそうな気がした。



そんな事を考えていたらキリがなくて考えるのを止めた。



それでも、目を閉じると映るのは君が他の誰かと歩いてる姿ばかりで。





こんな思いをするくらいならいっそ忘れてしまいたい。



そんな事を何回思っただろう。





でも、俺はそんな勇気がなくて。





君が俺と同じ気持ちなようにと祈っていた。