カミレンジャーセカンド!


「そのネーミングはどうかと思います。」


 とりあえず、そんな言葉でまとめておいて、青山は拳銃を明後日の方向・・・


 正確には、自分の右側300メートルぐらい先に立っていた一本の杉の木に拳銃の狙いを定める。


 見た目は、どう見てもただのオモチャ。


 だけど・・・・あの隊長が用意するものだ。


 ・・・・・・・・・油断してはいけない。


「それじゃあ、行きますよ~!」


 青山は、一応断りを入れて、拳銃のトリガーを引く。


 ・・・・・・・・・・・結果。


 ビィイイイイイ!!!


 ドガァアアアア!!!


 バシィイイイ!!!!


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」