ってことで、前回からの続き。


 カミレンジャー五人組と、ブランコがワルイダーキャッスルの近くまでその入り口でたち構えているブランコが見ることができた。


 ・・・・・・・・・・・・・どこから、どう見てもブランコだった。


 滑り台でも、シーソーでもましてや、ジャングルジムでもなくブランコだった。


 ・・・・・・・・・・・


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よし。


「帰りましょう。」


 きびすを返して青山が帰ろうとすると、思いっきりレッドに腕をつかまれた。


「何言ってるんだブルー!あいつは、どう見たってワルイダーキャッスル、門番その1に決まっているだろう!!アイツを倒さない限り俺たちに明日はない!」


 熱く語るレッド。


 つかまれている腕が痛い。


 ・・・・・・っていうか・・・。


「・・・・・・・・・『門番その2』はどこにいるんでしょう?」


 とりあえず、聞いてみたが答えは返ってこなかった。