カミレンジャーセカンド!


「めんどくさい。」


「うわっ!ブルー、いきなりそんな誰もが思ってもいながら、けっこう口に出せない本音をさらりと・・・。」


 いや・・・だって、ツッコめって・・・確実に俺に向けてだっただろうか、先に言っておこうかと・・・。


「だいたい、お前たち天敵のワイルダーが目の前にいるのに、戦闘体制の一つぐらいとってくれてもいいじゃないかよ~?」


 ブランコの言葉。


 ・・・・・・・っていうか、将棋セットを先に出したのはどっちだよ?


「いや・・・だって・・・・。」


「今回から、変身に150万ですしね~。」


 実くんのことば。


 うん・・・。そこなんだよ・・・。


「え?お前たち、変身システムついたの?今さら!?」


 ・・・・・・・・・そうだよね・・・。


 よくよく考えたら、『今さら』だよね・・・。


「っていうか、ブランコはブランコでよく変身前の私たちに気がついたわね?」


 一応恵が聞いてみるが・・・。


「いや・・・雰囲気で・・・。」


 ・・・・・・・・・・・う~ん・・・・・・・悲しいぐらいに否定できないのは何でだろう・・・?