―――――…

結局岡野くんとは一言も喋らないまま放課後になった。

「亜希ー!!帰ろッ♪」

「ごめん。今日彼氏と待ち合わせしてるから先帰るねッ!!」

「りょーかい☆」

仕方ない1人で帰ろう。

イイなぁ…

亜希は優しい彼氏がいて…

そんなことを思いながら1人で帰っていた。

すると…


タッタッタ・・・

誰か走ってる音が聞こえる。

こわい…

どうしよう。

最近ここらへんで変質者が出てるらしいし…