ボキ、エル。

ボキを最初に出迎えて笑ったのが、やさしいおばあちゃん。

次は犬に三回もかまれて、ボキ達が嫌いなおじいちゃん。


でも、ボキは知ってる。


おじいちゃんが、ボキをもらってくれたこと。


おとうさんは、リアクションがなかった。

おかあさんは、最初に抱っこしてくれた。

ねえたん…ねえたんは、人間の年で三歳。
まだ赤ちゃんだった。

それよりも小さいにいたんもいたんだ。