あたしは着替え終わり

体育館に行った

純…まだやってたんだ

「純、まだやってたの?」
純「美南を待ってたの」

「あ、あたしを!?」

純「もう7時だし、女の子1人で帰るのは危ないからさ」

「あ、ありがとう…」

純「帰るか」

純は先を歩く、あたしは純の後ろを歩いた

あたしは下を向きながら歩いていたら純にぶつかってしまった

「あ、ごめん」

あたしは純の先を歩こうとした

その時だった

純「…」

純が強くあたしの手をつかみ抱き寄せた

「純…!?」

純は我にかえったのか

純「あ、ごめん」

あたしを咄嗟に離した

「い、家近いからもういいよ、じゃぁね」

純「え、うん…じゃっ」


あのあと何が起こったのか時を巻き戻してみたが

なぜ純があたしを抱きしめたのか分からない…

そんなことを考えてるうちにあっと言う間に

23時になっていた

あたしは不思議に思いながらも眠りについたのだった