あたしは服を着て 家をいっきに飛び出して行った 美樹の顔を見たら、 もう壊れてしまいそうで あたしはあの後顔を見ることができなかった。 外は雨 雨が、あたしの 泣き声を消してくれる 涙を雨と一緒に 流していってくれる だけど あの優しい腕はなかった 「那稚!!」