「零汰零汰って…ムカツクんだよ」 「ちょ…美樹」 「風邪がうつっても知らないからね?」 そう言ってあたしは昼間から 美樹の体温に包まれた あたしが敏感に声を漏らすたび、 意地悪く笑う美樹 そんな綺麗な美樹の顔が あたしは くすぐったくて、 愛されてるって感じがして、 愛しくて、 愛しくて…