「どこ行ってた」
少しキレぎみで聞いてくる美樹
「零汰と買い物いってた…」
「ほかの男と?浮気?」
「は?…美樹何言ってるの?」
すると美樹は黙り込んだ
そしてじっとあたしの顔を見つめる
「誰それ。俺知らないんだけど」
「え?知らなかったっけ?」
は?とでもい言いたそうな美樹の顔
「お兄ちゃんだけど」
「え゙…まじ?」
「うん」
どーやら美樹はあたしが浮気をしたと思ったらしー。
「ぷ…まさか美樹…浮気相手とか思った?」
「…」
「あははっ。そーなんだ!!」
あたしが声を上げて笑うと、美樹は
「ムカツク…」
そう言って自分のほうに引き寄せた
「へ!?」

