俺様王子とツンデレ彼女!?






那稚side~







あたしはベットで寝ている
美樹の頬を撫でた



…思った以上に熱い




熱を測ると、

38,9

そう表示された


「ん…那稚…」


そう言ってあたしの手をしっかり握る那稚


「美樹?大丈夫?」

すると美樹は
目を大きく開く



そして握ってきた熱い手をぱっと離した

「風邪…うつるから早く向こう行けよ…」


ごほごほと咳をしながら言う美樹


人の心配ばっかして…





あたしはキッチンに行って
お粥を作った