「おっせぇよ馬鹿」 「うっ…うっさいなあ…」 「すっぽかしてんじゃねーよボケ」 「ひっどーい!!いくら王子だからって!!」 「…お前…わかってんだろーな?」 そう言い、俺は無意識に あいつを押し倒していた。 そして 俺は自然と那稚の口を塞いでいた。 柔らかくて壊れそうな唇が 俺から逃げようと 何度も拒む。