『ん・・っ・・せ・・いや??』


少しして、日菜は目を覚ました


眠たそうに目をこする


「日菜・・・起きた?眠いなら寝てていいよ」


『うぅん・・・起きてる』


そう言って日菜はにっこり微笑んだ


「好きだよ」そう言って俺は日菜の髪を撫でた


日菜は、微笑む


その笑顔をずっと見ていたいけど


そんなの無理かな


きっと俺がまた、泣かせるんだろうな・・・・・・・


今だけはその笑顔を見つめていたい


涙はもう、見たくないから