………あれ?
修ちゃん。何か怒ってる?
修ちゃんの質問に先生は「あぁ」って笑って
自分の部屋のドアを指差し
「宇佐美は知らなかったんだ
オレね、ここに住んでるの」
「えっ?キッズの隣?」
「そ。山本とオレは隣人」
先生の言葉に私がうなずくのを
修ちゃんは複雑な表情で見つめ
「………おかしいよ」って小さな掠れた声を出した
修ちゃん?
修ちゃんはキッと鋭い目付きをして先生に向き合い
「おかしいし、危ないよ!
先生とキッズが
一つ屋根の下なんてっ!」
「「えぇっっ」」
修ちゃんの「一つ屋根の下」発言に思わず先生と私の声がハモる
「修ちゃん?一つ屋根の下って
マンションが隣なだけだよ?
逆に私は藤代先生が隣で
すごく安心できるし」
………安心っていうか
いつも いろんなことを妄想して
悶えてる方が多いけど…///
危ないのは完璧に私だよね…



