−−−次の日曜日

私は駅に来てしまった。
行かなかったら殺されそうで怖いもん。

「あー…最悪だー…」

「何が最悪なんだよ?」

「へっ……あ!佐藤君!?」

「お前…びっくりしすぎ!」


それから佐藤雅は腹を抱えて笑っていた。
……こんな顔もするんだ。


今日…意外と楽しいのかも!


「佐藤君!早く行こう!」


麻耶は自然と手を握っていた。


「…おっ……おう」