「そもそも、男女逆転というのがナンセンスよ。女子はともかく、男子がメイドになったって嬉しくも何ともないわ」 「それはどうでしょうか?」 「は?」 私には最終兵器がある。 「ここにいる一条元晴が、女装するとしたら!どうですか!確かに背は高いですが、ちゃんと女装すれば女子に見えることうけあいです!!」 「…………」 しばらく黙り込む一同。 一条をジッと見ている。 一条は私に後ろから殺気を浴びせている。 「貴女の意見に賛成するわ」 「私も!」 「オレも!」