「……あ、そっか」 「そうそう」 彼に全部任してしまえばよいのだ。 「よし!そうと分かったら今日はクレープ食べよう!」 「意味分からないけどクレープには賛成するわ」 と私たちは行きつけのクレープ屋に行った。 「美味い……」 「そりゃ美味しいでしょうよ」 やはりクレープは美味い。美味である。 「アイスが入ってるのも好きだけど、私はバナナチョコ生クリームが一番だね!」 「私は何でもいけるわ」 と二人で話していると、後ろから声が聞こえた。 「夏生!」