「来てしまったか……」 昼休み、私は重い腰をゆっくりと上げた。 クラスの一部の女子に睨まれた。 何故だ。 その内の一人が話しかけてくる。 「一条くんと同じ委員会に入ったからって、いい気にならないでよね」 これの!どこが!いい気に見えるんだ! すごく嫌なんですけど! お前の目は節穴か!? 「いい気になんてなってませんけど。というかそんな風に言うんだったら貴女がやればよかったじゃあありませんか」 心の叫びはしまっておいて、冷静に対応する。 「出来ることならしてたわよ」