キスは絶対好きな人としかしないって決めてた…
まさかこんな簡単に奪われるなんてー!!
ファーストキスもまだだったのに
キスさぇ初めてなのに
こんな長いキス
息が続かないよ─!!
｢っ………｣
どうすればいいか分からない
先輩は余裕そうに
深く深く
キスをする
私は限界になって先輩の胸をﾄﾞﾝﾄﾞﾝ叩く
でも
一向にやめてくれそうにない…
｢ｯんぅ……っ…｣
舌がどんどん深く絡まって
息も苦しくなってきて
もう倒れそうだった
｢はぁっはぁっ…｣
やっと離れた唇
私は先輩に寄りかかって
息を整えた
｢……お前下手だな。息の仕方も知らねぇのかよ｣
先輩はｹﾛｯとした態度で言う
