「ななな何でそうなるんですか!?私なるなんて一言も…」
「今持って無いならしょうがねーだろ。奴隷決定だな」
俺の人は怪しく笑って言った
そ…
そんなぁ──!
奴隷だなんて……
ガックリと肩を落とした
何でこんな事になったんだろう…
はぁー、と大きくため息をした
「名前は?」
「はっ?えっ、…綾瀬恋です…」
「ふーん。何年何組?」
名札を軽くなぞりながら言った
「……1年3組ですけど」
何で学年まで聞くの…?
まさか………この人…
ふと嫌な予感が過る
「俺は三神圭妬。」
同じ高校……??
「ちなみに3年だから」
しかも……先輩──!?
私の予感は見事的中してしまった。

