あたしは授業中ずっと亜季と喋ってた たまり場以外にもこんなに楽しいところがあったんだって気づいた ガラララ――ッ いきなりドアが開いて出てきたのは薪。 赤色レディースのコートの背には『天下之薔薇』と刻んであった。 金髪の巻いた髪が揺れる 教室中は静まり返った。 「夕美――!!!!」 薪が叫んだ 今にも泣かそうな顔で。 「ど、どうしたの?!」 あたしは薪のもとへ駆け寄った もう授業とか関係なくなってた 「青夢と瀧が喧嘩してて―…」 ・