「ねぇ、幸人!! あたしがモデルなんてどうしよう ちゃんと、笑顔で出来るかな? いざと、なったら幸人が助けてよ。」 次の日・・・ あたしと幸人はさっそく モデルの仕事のためお母さんから 指定されていた撮影場所へと 向かっている。 「まぁ、なんとかなるんじゃん? あずさなんて、いつでも笑ってるん だから、大丈夫でしょ。 むしろ危ないのは俺の方・・」 幸人は、そう言うと笑った。 『大丈夫だよ。 そんな笑顔をあっちでも出来たら・・』 あたしは心の中でそう思った