そして、その男の子は 「ほら、もう大丈夫だから 次、キミの番だよ」 そう言ってあたしの手をゆっくり 離した。 あたしは泣きやみ 「ありがとう。」 それだけを彼に言い、舞台へと 立った。 そして、あたしは見事準優勝に 選ばれた。 表彰のため壇上に行くと