「本当に!!

 じゃあ早く戻って準備しなきゃ。


 幸人も早く行くよ!!」




そして彼女は俺の手を取って、家の
玄関まで俺を引っ張って行った。




「まさか、あずさから手を取ってくる
 なんて・・・・


 もしかしたらこれは夢かも!?」



一人で俺がぼそぼそ言ってると・・・





「幸人なんか言った!?


 それより早く行かなきゃいけないん
 だけど!!!!」






なんか、いつもと逆で俺があずさに
引っ張られてるし!!




まぁ、たまにはこういうのもいいか・・。