もう今のあたしは幸人に頑張って ついていくのが必死!! それに気付いたのか幸人も少しは さっきよりは歩くのを遅めにしてくれた けど・・・・ やっぱり歩くのでさえつらい・・・ 気持ちが悪い・・・・ こんなんだったら、 「気持ち悪いから。」 って言って別荘で休んでればよかった・・・ 「おまえさ、俺といて楽しくないのか。 さっきから、全然楽しそうじゃないし もし俺と一緒が嫌なら・・・・・・。」 そこまで聞き終えた後、あたしの視界は 真っ暗になった。