**Ran**




「貴方を忘れない」



蘭は優しい笑顔を残して消えた


唇にはまだ感触が残ってる


花のように優しく、柔らかい
蘭のくちづけ…


気づいたときには病室に戻っていて
蘭の呼吸器は外されいた


「…蘭」


かすかに優しい声が頭に響いた



「「乱!短い間だったけど
いっぱい幸せくれてありがとう!楽しかったよ!!
大好きッ!!!」」



抜け殻になった蘭を抱き寄せ
天まで届くよう叫んだ



「俺も大好きだーッ!!」