「じゃあ乱
俺がアヤを呼び出すから,二人きりになったところで…なっ☆」
ニカッと笑うリョウ
「お,おぅ…」
「成功してもしなくても伝えたら第3公園に来いよッ!!」
「おぅ…」
「それじゃそれぞれベストをつくそうぜッ!!」
そしてリョウはアヤに言った
「なあアヤ!
ちょいついてきてくんね?
蘭ちゃんたちは先帰ってて♪」
「え~なによ~」
不機嫌そうに連れて行かれるアヤ
「分かったあ!
じゃあアヤ学校でね♪」
「うん,ばいばーい」
リョウとアヤは消えていった
さてこっからが本番…
俺は気持ちを伝える…
たとえダメだとしても
蘭が好きということに
変わりはないから…
後悔しないように…
決心をかためた
「乱,かえろ♪」
「……おぅ」
ぎゅっと目をつむる
「なあ!」
「…ん?」
「俺...俺...」
「?」
「逢ったときからずっと,蘭のことが好きだ!!」

