「…よう」
「おう…」
とりあえず俺は謝ろうとした
「この間は「俺いいこと考えたんだ。」
2人の声が重なった
「え?」
リョウは不気味な笑いを浮かべながら俺に近づいた
「乱,お前明日
蘭ちゃんにコクれ!!!」
「…は!??」
予想外の言葉に驚く
「な,なに言ってんだよ!??
蘭は…俺のこと…」
「逃げんのか?」
「……!!」
俺はリョウの顔をみた
「…俺は逃げない」
「…え」
「俺明日,アヤにコクるよ
…だからお前も蘭ちゃんにコクれ!!」
「…リョウ」
リョウは笑いながら言った
「実はよ
俺も今お前と同じ状況なんだ」
「?」
「俺がふざけてこいつ俺の彼女~とかゆったら
必死で否定すんだぜ?
リョウはただのトモダチだとさッ」
「…!!」
「だから俺も
ダメ元でぶち当たってくるから
乱も一緒に勝負しよーぜ☆」
「お前…」
リョウはニカッと笑った
そして俺も決心した
逃げない
蘭に告白する。

