「「退院おめでとーッ!!」」
パンッパンッ!!!!
うるさいクラッカー音に
耳を少しふさぐ
「いや~長いようで短かったな乱!!」
「乱とツレになれてよかったぜッ」
この入院生活で俺は学年のほとんどのやつらと仲良くなれることができた
これもみんな蘭のおかげ
「おいリョウ~
お前なんでそんな隅っこにいんだよ?」
「そーだぞ?
お前ら親友じゃなかったのかよ??」
「は?知るかよ」
リョウとは相変わらず
「いつまでケンカしてんのよ!
なにがあったか知らないけど
いい加減にしてよッ!!
はい乱♪おめでと!」
アヤは俺に花束をくれた
「おぉッ!サンキュー」
「乱おめでとねッ♪」
蘭も同じように花束をくれた
「あ,あぁ」
蘭とも相変わらずで
顔を直視できない。
「乱が退院したことだし
みんなでおめでと会でもすっかあ!!」
「いいねいいね!!
やろうよッ☆」
勝手に話がクラスのみんなですすんでゆく
「ねぇ蘭もリョウも行くよねッ」
「うん!!もちろん♪」
そして蘭が顔を近づけた
「!!あ,はぁ…」