**Ran**



五人の頭らしきやつが言った


「へ~
おもしれぇじゃん。」


慌ててリョウが言う


「あッいやあ~
僕はもうケンカとか怠慢とか
そんな低レベルなことには
もうすっかり足あらいましたから…」


「低レベルだと~ッ!??」


リョウの発言は逆に相手をキレさせた


「ぷっ」


俺は笑った


「うわッやべッ!!」


「やっちまおうぜ!!!」


そう言って
やつらは俺たちに殴りかかってきた
俺は指を鳴らした


「おい相方!
これでも逃げるか~?」


「ったくしゃあねえなあ
これっきりだぜッ!!!!」


リョウも首を鳴らした