「…ッてえ~!!初日からちょい派手にやりすぎちまったかなあ?」


俺の名前は北崎乱


ものごころついたときにはもう俺は暴力とは隣り合わせだった

勿論、それは親の血を受け継いだせいだろう

俺の親は2人共若い頃しょっちゅうそこら辺でブイブイいわせてたらしい。

いわゆる不良の息子だ

しかし俺はなぜかいつも成績トップで
運動神経抜群。

そのせいか、退学にはいつもまのがれていた。


「ンだよせっかくの新しい制服がもうボロになっちまった」


入学式がすみ帰ろうとしたとき
俺はさっき上のやつらに絡まれた。

センパイッてやつだ


「なにが先輩だ!??よえーくせにボス面してんじゃねえよ!!」


そう言いながら俺は裏庭の木陰に入って休んでいた。

すると

フッといい香りが俺の鼻を通った。