**Ran**



「……。」


だが俺はまただんだん心臓と体が熱くなってきて
息さえするのが苦しくなった


「…リョウ」


俺はたまらず教室をでてリョウに駆け寄った


「んだよ!??
うおッ!おめー顔真っ赤だぞッ!??」


「俺だめだ!!
なんでか近づけねえ…」


「…乱。
それが恋心ッて~もんよ」


俺はどうしたんだろう…

今までこんなこと一度もなかったのに…


すると向こうの方から三人の女が俺たちに近づいてきた