目が覚めると
見慣れた天井があった。

いつの間にか眠って
しまったのか?

『ん・・?』
おでこに何か貼ってある。

枕元に置いてある携帯で
時間を見ると1:05

一瞬、時間の感覚が
わからなくなる。

部屋真っ暗だし・・・
昼じゃない、夜って?
何時間寝てた?

とりあえず電気をつけると
急に明るくなったせいか
目が開けられない。

水を飲もうと冷蔵庫を開けると
いつも入ってない
プリンだのヨーグルトだの
缶詰?やらフルーツたちが・・・

ハァ・・・?

ペットボトルを取り出し、
そのままベットに戻りながら
水を飲んだ。

枕元に紙が一枚。

叶夜からだった

《とりあえず目が覚めたら
 電話するように!!》



『何?』

「稜!!!お前大丈夫?!
昼に車取りに言ったら、
お前靴のままベットの
上に死んだように
寝てるからさぁ~。
触ったらすごい熱いし、
全然目~覚まさないし・・
着替えさせたけど
何もしてないから(笑)
あっプリン食べていいよ。
モモ缶がおすすめだけど
・・・・・・・・・・・・」

受話器を耳から離した。

終わったかな・・・?

『うん、わかった、
ありがとう。
もう大丈夫だから』

と電話を切った。