いつだってマーメイド

『こ、小原!!』
ガタンガタン・・ゴオオオーー――
電車が通り過ぎた。


『ッ』


言った・・!
全身の力が抜けていく。

涼・・突然でびっくりしたかな。
しかもあたしみたいな不細工な女にこくられても気分悪くなるだけかな。









『は?ごめん、今電車の音で聞こえなかった。原 っていうのは聞こえたけど・・。』



さっきとは、違う種類のいなずまが走ったきがした。

ちょ!ちょとまってアンタ!聞こえなかったの!?
ていうか原って、小原だよ小原!あんたの苗字!!

名前で言うのが恥ずかしかったからわざと苗字にしたのに!
もう1回言えとか言われそう。
それだけはまじ勘弁!!


『っ!もう言わないから!』
『ええ~!!!原・・原・・原・・』




涼はしばらく考え込んだ。
『あ・・分かったかも・・。』