無理矢理彼氏!?狼彼氏!?

―放課後―

「桃~!!帰ろう~」

美嘉がうちのクラスに来た

「う~ん・・・↷↷」

「なんか・・・すっごいどんよりとしてるけど?
まぁそりゃそうだよね;;
学年で1番頭の悪いクラスになっちゃったんだから・・・」

「はぁ~・・・クラスの人達も最悪だよ・・・
チャラ男とギャル女達・・・まぢやっていけないって・・・
ギャル女が11人+あたしだよっ!?
友達にもなれないって・・・。
チャラ男達は9人・・・明らかにあたし浮いてるもん・・・。
美嘉ともクラス果てしなく離れてるって感じだし・・・。
いいよね・・・美嘉は・・・」

「それがそうでもないよ~」

「どうしてよ~頭が1番良いクラスに入れて
友達もたくさんできて~超良いじゃん!!
浮いてるわけでもないでしょ?
あーあ・・・そしたらきっと彼氏もすぐにできちゃって・・・

嫌ぁぁぁぁぁぁぁああああああああ
自分だけ置いて行かれるなんてーー」

「そんなことないって・・・!!
あたしのクラスも、
“特別クラス”=ガリ勉な人達が集まってる
って呼ばれてるみたいだし・・・」

「でもあたしのところよりは良いじゃん・・・
この学校での友達は美嘉しかいないよー
他の皆は他校受験したからさー
み~か~><((泣」

「大丈夫だよ!あたし~・・・絶対桃のこと裏切ったりしないからさっ!!」

「あ゛・・・あ゛り゛か゛と゛う゛ーー><
美嘉ーーー!!」

あたしは小さい子供みたいに泣きじゃくった

そしてやっぱり家に帰ると・・・